PC運用機能のご紹介
複雑なインストール手順を記録し、簡単にリモートインストール
インストールやバージョンアップに必要なファイルを用意するだけで、SS1から管理対象PCへの展開をおこなえます。同一セグメント内のPCからPCへファイルを配信し拡散することも可能で、大規模環境においてもトラフィックに負荷をかけず、効率的にファイルを展開できます。
プロダクトコードの入力やボタンクリックなどが必要な場合には、一連の操作を記録しスクリプトを作成、管理対象PCに配布・実行することで、インストールにかかる工数を大幅に削減できます。
配布されたファイルを管理対象PCから任意でダウンロード・実行
配布されたファイルから必要なソフトウェアやファイルだけを選択し、ダウンロード・実行できます。休憩時間や社内ネットワーク接続時にダウンロード・実行できるため、確実な展開が可能です。
「ソフトウェア配布ツール」でリモートインストールの負荷を軽減
ファイル配布機能でリモートインストールをおこなう際にインストール用のファイル容量が大きい場合は、SS1ユーザー専用サイト(CLUB SS1)で無料配布している「ソフトウェア配布ツール」を使用することで、作業を効率化できます。
管理対象機器のファイルを収集
実行ファイルのみで動作する不審なソフトウェアや、情報漏洩につながるファイルなど、管理対象機器内のファイルを収集できます。収集する場所やキーワードなど、条件を指定してファイルを収集できます。
IT資産に関するアラートを任意で設定し、自動で通知
機器情報の特定項目の値やソフトウェアのインストール状況について、特定の条件を満たした機器を自動的に管理者へ通知します。逐一、管理者がデータを検索・抽出する手間を省き、業務効率を上げられます。IT資産の有効活用やセキュリティの維持などにも幅広く活用できます。
アンケート・メッセージ機能で情報収集・発信を簡単に
自由に項目を作成して、様々な業務に活用できるアンケートを配信し、その結果を集計できます。また、SS1で作成したメッセージはデスクトップ画面に表示するため、緊急の連絡などがある場合に効果的です。
ポリシー遵守状況を確認し、セキュリティ対策を強化
作成したセキュリティポリシーに違反している機器をSS1が自動で抽出し、ユーザーや管理者に通知します。更新プログラム未適用、脆弱性のあるソフトウェアをインストールしているなどのセキュリティチェックを自動化できます。テレワーク用などで社外に持ち出す機器も含め、ポリシー遵守状況の確認に役立てられます。
セキュリティ診断のチェック項目は自由に設定できます。ポリシーにあわせて診断を実施するスケジュールや、ユーザーへの通知の有無など、柔軟な運用が可能です。ユーザーに診断結果を通知しアップデートなどの対応を促すことで、管理者の負担を軽減できます。
セキュリティ診断チェック項目(例) |
- メモリ容量
- システムドライブの空き容量
- BitLockerの保護状態
- ドメイン
- OS情報(OS名、バージョン、ビルド)
- ファイヤーウォール設定の有無
- Office情報(製品名、更新プログラムのバージョン、更新チャネル)
- UACの設定
- サインインを求める設定
- 必要ソフトウェア/不要ソフトウェアの有無
- ウイルス対策ソフトウェア(メーカー、ソフトウェア名、バージョン、ワクチン更新日数)
- Windows Update設定(更新プログラムの通知設定、更新プログラムの延期日数)
- 更新プログラムの適用状況(SS1でMSアップデートを管理している場合)
- 「ファイル収集」結果
- フリーWi-fiへの接続の有無
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セキュリティ診断条件に該当した端末を、ネットワークから遮断
セキュリティ診断機能によってNGとなった機器は、ネットワークから自動的に遮断することができます。
セキュリティ診断の結果をレポート化
セキュリティ診断の結果は、グラフで確認することができます。ポリシー遵守率やセキュリティ違反のあったカテゴリの割合をグラフで把握できるため、自社のセキュリティにおいて脆弱な部分を把握することが可能です。
Windows Defenderの集中管理を支援
Windows Defender(Microsoft Defender ウイルス対策)の集中管理をおこなえます。スキャン実行スケジュールの一括管理や、最終スキャン日時の確認が可能なため、組織のセキュリティ対策強化に役立てられます。
また、スキャンの実行結果をSS1上で確認したり、マルウェアを検出したPCを強制的に社内ネットワークから遮断したりすることもできます。
ネットワークから遮断されたPCは、パスワード認証によりネットワークへ復帰させることが可能です。
BitLocker設定を一元管理
管理対象機器に対し、BitLockerの暗号化設定を強制適用/一括解除することができます。使用者が無断で暗号化設定を解除することを防止し、社外へ持ち出す機器のセキュリティを強化します。
機器の電源ON/OFFを管理し、メンテナンスを効率化
Wake on LANを用いた遠隔起動・終了が可能です。柔軟にタイミングを設定できるため、夜間に電源ONし更新プログラムを適用する、機器を一斉シャットダウンするなど、様々なメンテナンス業務の効率化を実現します。
インテル®vPro™テクノロジーに対応
SS1では、インテル®vPro™テクノロジー搭載のPCは電源オフの状態でもインベントリを収集したり、電源のON/OFFを操作できます。KVMリモートコントロールにも対応し、インテル®vPro™テクノロジー(AMT6~7)搭載のPCには、ハードウェアレベルでのリモートコントロールがおこなえます。
レジストリ/ドメインの設定を変更
機器のレジストリやドメインを一括で変更することができます。OSの設定変更やメンテナンスも一括でおこなえるため、日々のメンテナンス業務を効率化します。
管理対象機器の効果的な節電を支援
管理対象機器の消費電力を集計し、電源オプションを一括で設定することで効果的に節電をします。「操作しない状態で20分経過したらハードディスクの電源を切る」など、条件や時間を詳細に設定します。設定の際にはグラフでシミュレーションし、効果を確認できます。