セキュリティ更新プログラムのロールバックに対応
月に一度配信される「セキュリティ更新プログラム」について、過去半年に公開されたパッチであればSS1上でロールバックをおこなえるようになります。 最新のパッチに問題が生じ、一時的に以前のバージョンへ切り戻したい場合などに有効です。 ロールバック結果はポリシーごとに把握できるほか、機器詳細の画面から「適用済み文書番号」として確認できます。 ※対応OS/対応パッチには一定の制限があります


最新版からのロールバックだけでなく、SS1が保持する過去のセキュリティ更新プログラムを適用することも可能です。 後述の「Windows Update自動更新無効化」機能とあわせることで、パッチの適用を戦略的に遅延させられます。


過去半年以内に配信されたセキュリティ更新プログラムのなかから、任意のパッチを選択。 対象とする端末も指定できるため、特定の端末のみロールバックをおこなうことも可能です。


Windows Updateの自動更新を、SS1から無効化
SS1の管理画面上から、Windows Updateの自動更新を無効化できるようになります。 また「Windows Update設定」に関する各項目を、最新バージョン(Windows 11)の文言・機能に統一します。制限する帯域幅を絶対値で指定するといった対応が可能です。


MDMツール「mobiconnect」との連携を強化
モバイルデバイス管理ツール「mobiconnect」との連携が強化されます。 mobiconnectで管理しているデバイスに対して、SS1の管理画面上からリモートロック/ワイプ操作がおこなえるようになります。


Microsoft Entra IDの情報取り込みが可能に
「Active Directory連携」オプション機能で、オンプレ版ADだけでなくMicrosoft Entra IDのアカウント情報も取り込めるようになります。 Microsoft Entra ID上で管理している各項目について、SS1内の任意の項目へ反映させることが可能です。


Microsoft Entra IDのユーザー情報単位で、各種ログ集計やポリシー適用を実施できます。


さらに、Microsoft Entra IDアカウントによる「SS1ログレポート」「SS1ワークフロー」画面へのシングルサインオンにも対応予定です。 ブラウザからアクセスする各SS1機能への利便性を高め、より効率的な運用を支援します。


その他ver.16.1の新機能
Windows Defender機能改修 | SS1の管理画面上から、Windows Defenderのスキャン項目の除外設定をおこなえるようになります。 |
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アンケート機能 項目追加 | アンケートの回答方式に、新たな機器情報を追加します。 その他、アンケート機能の表示方法やUIについて、お客様からのご要望を基に細かな改善を実施予定です。 ▼ 追加される機器情報 ▼ ・管理担当者 ・役職名 ・外線/内線番号 ・本体シリアル番号 |
オフラインポリシー適用ツール 対象機能の拡張 |
オフライン端末に対して適用できるポリシーの種類を拡張します。 ※一部機能はオフラインポリシー適用ツールの対象外です |