SS1は「SS1サーバー」と「SS1収集サーバー」を設置してクライアント管理をおこないます。

導入時に、使用するオプション機能や管理台数、ネットワーク回線速度などを考慮してシステム構成を決定します。

お客様のIT環境に負担がかからないよう、状況にあわせてシステム構成例をご提案いたします。

SS1のシステム構成・運用イメージ

SS1を使用するためのシステム構成と運用のイメージです。

クライアント管理用のSS1サーバー以外にも、Active DirectoryやWSUSなど各種サーバーと連携することで、多彩な運用を実現。また、インターネットを経由した機器管理やログの収集など、クラウド運用にも対応しています。

システム構成全体イメージ

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基本のシステム構成

SS1の標準的なシステム構成です。「SS1サーバー」と「SS1収集サーバー」を1台に集約して運用します。

比較的、小~中規模の環境や、管理セグメント数が50セグメント以下の場合に適した構成です。

基本のシステム構成 基本のシステム構成

分散型のシステム構成

各拠点にSS1収集サーバーを配置し、ネットワーク負荷を分散させます。データ反映速度も向上します。

管理機器の台数が多い場合、管理セグメント数が50以上の場合に適した構成です。

分散型のシステム構成 分散型のシステム構成

集約型のシステム構成

データセンターなどにSS1サーバーとSS1収集サーバーを配置し、管理機器が多い場合でも、メンテナンス性を保てるシステム構成です。

サーバー機器の設置や導入の作業を削減できますが、ネットワーク負荷がかかりやすくなります。

管理機器の台数が多い場合や、管理セグメント数が50以上で「分散型」の配置にできない場合に適した構成です。

集約型のシステム構成 集約型のシステム構成

クラウド型のシステム構成

「Amazon Web Services」や「Microsoft Azure」などのクラウドプラットフォームにSS1サーバーを配置します。

社内に物理的なサーバーを設置することなく、SS1を導入できます。

クラウドプラットフォームと管理対象クライアントがVPN接続が可能な場合

クラウド型のシステム構成 クラウド型のシステム構成

クラウドプラットフォームと管理対象クライアントをHTTPSで接続する場合

クラウド型のシステム構成 クラウド型のシステム構成

SS1を構成する機器の説明

SS1サーバー SS1サーバー SS1の全データ(資産情報、ログなど)をデータベースに登録し、一括管理するサーバーです。
SS1収集サーバー SS1収集サーバー 任意のIPアドレス範囲内の機器情報、ログなどを自動的に収集し、SS1サーバーに一括送信するサーバーです。複数台設置できます。
SS1インターネット通信用サーバー SS1収集サーバー

DMZに配置することで、社外にある機器からインベントリ情報やログなどを収集したり、各種ポリシーやWindows大型アップデート(機能更新プログラム)の配信をおこなえます。

また、DMZ環境を持たない場合でも、オプションサービスをご利用いただくことで社外機器の管理も可能です。

SS1管理クライアント SS1管理クライアント SS1の操作画面を利用する、管理者用PCです。SS1でIT資産管理をおこなうための情報収集、情報登録、各種設定、情報の閲覧をおこないます。
SS1管理対象クライアント SS1管理対象クライアント SS1で管理されるPCです。 (*1)(*2)

(*1) エージェントが配布可能なクライアントPCを指します。

(*2) SS1ではこのほかに、ルーターやハブなどのネットワーク機器や、ネットワークから認識できない周辺機器(電話、FAX、プリンタなど)も管理対象機器として登録できます。

各種対応OSなどについては、動作環境をご覧ください。

データ送受信の流れは、オプション機能の導入状況により異なります。詳しくはお問い合わせください。

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