IMV株式会社 様

シンプルで使いやすい操作画面と充実したサポートが魅力。
既存ツールからの入替も簡単で、日々の業務負担軽減を実現!

IMV株式会社様イメージ

IT資産管理ツールウェア選定のきっかけ

サーバーの入れ替えを機に、煩雑な運用状況の見直し

当社では、4年前に情報システム部門の体制見直しをおこない、ITインフラの改善や情報セキュリティ対策の強化に力を入れ始めた。IT資産管理については、体制を強化する以前から他社のIT資産管理ツールを利用していたが、「未使用・廃棄した端末などのゴミデータが大量に残っている」「アラート通知が多すぎて本当に知りたい情報が埋もれてしまっている」「機能が多すぎて使いこなせない」などの問題点が山積しており、適切な資産管理ができているとは言い難い状態であった。
また一方、当該資産管理ツールが稼働しているサーバーはオンプレミスで保守切れが迫っており、AWSへの移行検討が必要な時期であった。これらの状況を鑑み、サーバーの移行をきっかけに、シンプルに運用できるIT資産管理ツールを再選定し乗り換え、資産管理の運用を抜本的に立て直すこととした。

SS1に決めた理由

ひと目でわかる画面のシンプルさと、導入支援の心強さ

初めてSS1のデモンストレーションを受けたとき、まず“これならわかる”と直感的に感じられた管理画面が目を引いた。Excel調であり、取得できる情報もシンプルな構成だったので「今後、端末管理台数が増えても使いやすそうだな」と感じた。またIT資産管理ツールを用いた業務を初めておこなう担当者もいる中で、運用を軌道に乗せるためのわかりやすく的確なサポートがあったことも選定理由の一つである。

機能を絞って導入できる製品の柔軟性

SS1はオプション機能を選んで導入できるため、当社として必要な機能を絞った上で使わない機能にコストをかけることなく運用することができた。その結果、従来利用していたIT資産管理ツールと比較して、年間保守費を約4分の1まで削減することができ、コスト削減にもつながった。
ツールを選定するにあたり、「シンプルでわかりやすい操作感であること」と「機能を絞って導入できること」は外せないポイントであったため、その部分でSS1は当社とマッチしており、導入を決定した。

導入効果

ツール導入前から続く手厚いサポート体制で、日々の運用を効率化

ツール導入前はもちろん、SS1導入後の手厚いサポートが大変有難かった。「このような運用をしたい」といった相談ベースの質問に対しても、具体的な対応方法を提案してもらえるなど、レベルの高いサポート力に毎回感動していた。問合せの際、すぐにリモート接続をして原因究明から対処まですべて支援してもらえることも、業務負担の軽減につながっている。また、SS1ユーザー専用サイト内の「操作説明動画」で、実際の画面操作感を見ながら各機能の使い方を動画で確認できるので、IT資産管理を初めておこなう立場でもとてもわかりやすく非常に助かった。

既存ツールからの切り替え/エージェント展開の容易さ

SS1導入時には、対象範囲を指定するだけでPCへ効率的にエージェントを配布できる「SS1リモートインストールツール」がとても役に立った。既存ツールからのリプレースであったため入替工数に対して心配していたのだが、当初半年ほどかかると想定していたところ、約3週間弱で7~8割のエージェント配布を終えられた。残りの2~3割もSS1の「未登録PC機能」で該当端末を確認後、一覧画面からエージェントをインストールできるので、作業負担も少なく非常にうれしく思っている。
また、SS1は利用者に通知なくサイレントでエージェント展開をおこなえたので、ユーザー側の作業なくエージェントを配布したいという当初の希望も実現できた。

SS1独自のソフトウェア辞書の活用と台帳の適正化

ソフトウェア管理についてもSS1で実現できるようになった。月に1回、社内のPCに新たにインストールされたソフトウェアをリストアップし、「承認する」「アンインストールを促す」のいずれかを判断する運用をとっている。その判断材料として、SS1の「ソフトウェア辞書」を活用している。20万以上のソフトウェア情報が登録されており、有償・無償だけでなく当社にとって不正なソフトウェアかどうか判断できる情報も含まれるので、大変便利である。
その他、Ping応答日時の取得機能を使って台帳の適正化や棚卸に役立てている。まず、31日以内にPing応答があった端末が色付け表示されるように設定し、それ以外のものを抽出する。そこで作成された31日間以上使用されていないと思われる端末の利用者に対し、利用状況を確認することで、本当に使用されていない端末かどうかの判断をおこなえるようになった。
以前は未使用端末の見極めを適切におこなうことができないという課題があったが、SS1を用いることでこの課題を解消することができた。

「何もしていません問題」を解決する差異情報機能

社内でのユーザーサポート対応の際に大活躍しているのが、機器情報の更新履歴を確認できる「差異情報」機能である。ユーザーからの問い合わせで、よく「何もしていないのに壊れた」といった内容がある。それに対し差異情報を確認すれば、例えば「〇日から〇日の間にネットワーク設定が変更され、あるソフトがインストールされた」といった内容が一目瞭然なので、原因の切り分けに役立っている。また、「PC操作ログ機能」もトラブル発生時の原因究明の判断材料や有事の際のセキュリティ対応に活用している。ログは細かく取得されているにも関わらず、エージェントが動作してることに気づかないほど、クライアント端末へのパフォーマンス影響が少なかったことは驚きであった。

今後の展望

インターネット経由での更新プログラム配信とWSUSからSS1への移行の実現

現在当社では、テレワークユーザーの端末に対するWindowsアップデート管理に課題を抱えている。この対応策として、SS1で新しく対応できるようになったインターネット経由での更新プログラム配信を利用することで解消したいと考えている。今は更新プログラム配信にWSUSを利用しているが、今後は配信計画作成から適用進捗確認までをSS1で完結させることによって、更新管理業務の効率化を実現していきたい。

デバイス制御の徹底とDefender検疫機能の活用

「ISO27001」が2022年に改定されたことに伴い、現在社内でIT運用方針の見直しをおこなっている。その一環としてSS1の「デバイス制限管理」と新機能の「Windows Defender検疫」の活用を検討している。これにより会社貸与以外のデバイスの接続制限や、マルウェアが検出されたPCをネットワークから強制的に遮断することもできるので、セキュリティ強化に役立てられれば考えている。

IMV株式会社 様ロゴ
IMV株式会社 ご担当者様

IT統括部 部長 宮西様(左)情報システム課 藤原様(右)

IMV株式会社 様イメージ図

IMV株式会社は振動を中心とした環境試験・計測・解析装置の製造・販売を行っています。
メーカーの枠を超え、受託試験サービスやソリューション業務などを国内外で展開しております。
振動を起こす・測る技術で製品の信頼性を担保し、未来の安全・安心に寄与し、持続可能な社会の実現に貢献しております。

名称 IMV株式会社
https://www.imv.co.jp/
本社 大阪府大阪市西淀川区竹島2-6-10
資本金 4億6481万円
管理台数 500台
事業内容 ・振動試験装置
・テスト&ソリューションサービス
・メジャリングシステム
購入オプション 未登録PC管理
PC操作ログ
Active Directory連携
リモートコントロール

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