株式会社ニデック 様

海外拠点の機器管理やBIツールとの連携など
余すことなく機能を活用し、IT資産の管理・運用を効率化!

株式会社ニデック様イメージ

IT資産管理ツールウェア選定のきっかけ

自社開発ツールによる資産管理体制からの脱却

社内PCが増加してきたことを受け、2000年代前半より自社開発のツールを用いて資産管理をおこなっていたが、近年そのツールの使い勝手が悪くなり、台帳情報の正確さなどに課題がある状態だった。
そこで主にログ取得を目的として、すでに一部の部門で導入していた他社のIT資産管理ツールと自社ツールの統合を検討したものの、コスト面での懸念があり断念。ここから、機器管理やログ管理の機能を網羅しつつ、コストパフォーマンスのよい別のIT資産管理ツールの導入を検討することとなった。

SS1に決めた理由

コストパフォーマンスの優秀さ

「運用に必要な機能が揃っているか」を特に重視して選定をおこなっていたなかで、SS1は機能要件を満たしていたことはもちろん、既存のIT資産管理ツールに比べて圧倒的な低コストで導入可能だった。
導入前には2か月以上かけて無料トライアルをおこない、そこで「運用において本当に使える機能なのか」を吟味し、問題ないことを確かめた末に導入を決定した。

システム構成図

株式会社ニデック様システム構成図

導入効果

SS1とBIツールを連動させ、ユーザー側でも端末情報を確認できる体制を構築

csvファイルのやり取りによって、SS1とBIツール間でデータ連携をおこなう仕組みを自社で開発し、利用者が誰でもBIツール側から自分の端末の状態を確認できるような体制を構築した。また、BIツールで利用者と共有している棚卸実施の有無/端末の保守期限/端末の管理・サポート権限を持つ部門などの情報は、SS1の備考欄の各項目に自動インポートし連携している。
このように両ツールの情報を連動することで、効率的な運用に役立てている。
ちなみに海外拠点にある端末に関しても、同様の手法で管理中である。

サーバーログ機能を活用し、ルーティン作業の工数を約90%削減

当社には、社内のサーバールームにある約150台のサーバーに対し、死活監視とイベントログの確認を毎日おこなうというルーティン作業が存在する。SS1導入前は目視でハードウェアの状態確認とイベントログのチェックをおこなっていたため、この作業に約2時間半かかっていた。
SS1を導入してからは、サーバーログ機能により管理画面上から死活監視とイベントログが把握できるようになったため、この作業が約15分程度まで短縮され、大幅な工数削減に成功した。

SS1リモートコントロール機能で、社内ヘルプデスク対応を効率化

以前のIT資産管理ツールでは使うことのできなかったリモートコントロール機能を用いて、社内のヘルプデスク業務をおこなっている。特に異動などが重なる年度初めは一時間に数件もの連絡がくることもあるが、当社のインフラチーム全員でSS1の管理画面を立ち上げ、スムーズに対応できている。
対応履歴はSS1の機器詳細情報内にある自由記入欄へ入力するようにしているので、各端末で過去におこったインシデントの履歴管理にも活用している。

接続されるデバイスや端末を制御することによる、セキュリティガバナンスの強化

機密情報の持ち出しリスクに備えるため、SS1のデバイス制御機能を用いてUSBやSDカードなどの記憶デバイスの接続をシリアル番号単位で制御している。また、PC操作ログやWeb閲覧ログなどの各種ログ情報を取得することで証跡管理を実施し、万一のインシデント発生に備えることができるようになった。
そのほか、SS1の連携製品であるL2Blockerも活用している。急な通信速度の遅延などネットワーク異常が検知された際、管理画面上で現在接続されている端末の情報を確認。問題があれば当該端末をそのままネットワークから遮断するという運用で社内通信網をセキュアな状態に保っている。

今後の展望

さらなる運用の効率化を目指し、新機能も積極的に活用予定

現在ヘルプデスク業務に役立てているリモートコントロール機能であるが、今後はテレワークなどで社外に持ち出され、社内ネットワークに接続されていない端末に対する業務の効率化を目的として、インターネットリモコン機能(SS1 iRemote)の導入を予定している。今後も、SS1に実装される機能で当社の運用に合致するものがあれば、積極的に導入していきたい。

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株式会社ニデック ご担当者様

情報システム部 情報企画課 課長補佐 宮脇様

株式会社ニデック 様イメージ図
株式会社ニデック 様イメージ図

ニデックは、最先端の光学技術と電子技術を基に、医療分野、眼鏡店向け機器分野、コーティング分野という多彩な分野で世界市場に事業を展開している企業です。開発から製造、販売、アフターサービスまで一貫しておこなっており、製品を100カ国以上に輸出しています。眼科医療機器・眼鏡機器のリーディングカンパニーとして、世界中の人々が健康な生活を送ることができるようサポートしてまいります。

本社 愛知県蒲郡市拾石町前浜34番地14
資本金 4億6,189万円
管理台数 2,500台
事業内容 1.医療分野
眼科医向け手術装置/検査診断装置/電子カルテ・診療支援・ファイリングシステム/眼内レンズの設計、開発、製造、販売、修理、賃貸及び輸出入
2.眼鏡機器分野
眼鏡店向け検眼機器/測定機器/加工機の設計、開発、製造、販売、修理、賃貸及び輸出入
3.コーティング分野
眼鏡レンズ/光学部品/フィルターのコーティング加工、販売及び輸出入
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