IT資産管理ツール選定のきっかけ
当社はエビス国際特許事務所のグループ企業として、知的財産に関する調査やコンサルティング業務をおこなっています。
そのため、最重要文書を取り扱う機会が多く、情報セキュリティ強化は必須事項として、会社内で更なる取り組みを検討することとなりました。
その中でもセキュリティは、やはり社員一人一人の意識に大きく関わってくるものだと思い、社員の意識向上も含めセキュリティ対策、情報漏えい対策強化ができる製品を導入する方向で進めました。
IT資産管理ツールウエア選定のポイント
当初はセキュリティ専門のシステムを検討していましたが、端末のソフトウェアのインストール状況や、セキュリティパッチの適用状況などクライアントの詳細な情報も管理する必要があると感じたため、コストパフォーマンスも考え、統合的な管理ができる製品をメインに選定することとなりました。
<選定ポイント>
・不正なネットワーク機器の接続が検知できること
・外部デバイスによる重要データの持ち出しを禁止できること
・不正な宛先へのメール送信がないことが確認できること
・重要文書の利用状況が確認できること
SS1に決めた理由
SS1は当社の付き合いのあったベンダーから紹介されて初めて知りました。
SS1のデモンストレーションを見たときには、見やすい操作画面であるという印象と、1パッケージでたくさんの機能が搭載されているというところが選定のポイントとなりました。
見やすい操作画面
一覧画面がOfficeのエクセル調な表示であったため、抵抗なく使えると感じた
規模に左右されない管理コンソールであった
統合管理できる製品
IT資産管理、セキュリティ強化、情報漏洩対策と1パッケージで当社の要件を満たしていた
機能が豊富だが、予算内に収まった
導入効果
定期的にSS1で収集した情報をチェックし、脆弱性のあるPCを特定し、早急な対策をおこなうことでセキュリティの維持を図っています。
週1回インストールソフトウェアをチェックし、利用ソフトウェア状況を把握
不正ソフトウェアのインストールは日々通知されるため、最重要項目については都度対応しています。
月1回セキュリティパッチの適用状況を確認
セキュリティパッチの未適用については強制的に配信を実施しています。
ユーザーの操作状況の確認
重要文書の扱いに対しての利用状況を確認しています。ただし、メールログなど管理者であってもあまり見ることが適切ではない情報については閲覧制限が設定できるため、管理者に対するセキュリティ意識という点でも利用しています。
今後の展望
外部デバイスの利用に関して、SS1を利用した更なるセキュリティポリシーを作っていきたいと考えています。
当社は業務ごとに利用状況は細かく分かれているため、社員ごとにデバイスの利用制限をかけることによって、管理強化をおこないつつ、社員の業務効率を下げないようなルール作りをしていきたいと思います。
また将来的にタブレット端末の導入も検討しているため、SS1で更なる機能強化を期待しています。