IT資産管理ツール選定のきっかけ
        IT資産管理ツールの必要性
        当社では1999年から本格的にPMS取得や内部統制対応等、年々セキュリティ対策をおこなっており、今回はPMS維持に伴い、現状のシステムの見直しを実施することになりました。
年々セキュリティ対策を取っていたものの、複数のシステムが混在することとなり、結果的に管理サーバー/コンソール/保守が別々で、管理運用が非効率であったり、年間の保守費が膨大にかかっていることが課題に挙がり、これを機に統合的に管理できるツールを検討することになりました。
        IT資産管理ツールウエア選定のポイント
        ・IT資産管理/メール送受信履歴/サーバーログ/Webサイトの閲覧履歴等が統合的に管理できること
・IT資産の管理が詳細にできること
・管理コンソールが使いやすいこと
上記内容を踏まえ、IT資産管理として必須である項目(エージェントの展開やマスタ情報の管理等)と、自社が必須とする主機能をまとめ、各社製品の対応の有無を比較検討しました。
        
        
      
      
        SS1に決めた理由
        機能が豊富で自社がおこなおうとしていた統合管理が1パッケージで実現することができた
        
        1サーバーで運用が可能であった(トータルコストの低価格化)
        
        全機能が1画面で操作可能であり、シンプルでわかりやすい操作性であった
        
        メーカーサポートが迅速で的確であった
        各製品のトライアル版を導入し、それぞれの機能を比較検討しました。そうすることにより、パンフレットに記載しているだけではわからない詳細な内容が確認できました。
その中でSS1はかなりきめ細やかに対応できることがわかり、SS1の導入を決定しました。
        
        
      
      
        導入効果
        IT資産の可視化による、ヘルプデスク対応の効率化
        ネットワーク構成の管理と、ネットワーク機器の死活監視をおこなっています。ネットワーク障害時にはいち早く管理者に通知がおこなわれ、機器の配置確認から影響範囲まで一目でわかり、迅速な対応がおこなえるようになりました。
また、リモートコントロール接続も利用し、ヘルプデスクの効率化が図れるようになりました。
        正確な機器情報の管理を実現
        Active Directory連携でユーザーアカウントとPCを自動的に紐付けることにより、最新のPC使用者を確認することができます。今まではIT資産管理ツールを導入しても自動では取得できない使用者情報の確認や登録作業がとても大変だったため、大変重宝している機能です。
その上、長期的に利用していない遊休PCがあれば管理者に通知する仕組みがあるため、無駄なくPCを運用することができるようになりました。
        収集情報の管理、活用
        ログレポートを監査用の資料として活用しています。
データを並べただけではわかりにくい社内の状況をグラフなど視覚的に確認することができ、社内の変化や推移が把握できるようになりました。
特に「IT資産保有状況レポート」では、PCやネットワーク機器などの月々の増減数を確認することでIT資産の状況が可視化できます。
また「ポリシー遵守レポート」ではSS1で監視しているセキュリティや情報漏洩対策に対して、各部門の遵守状況や強化するべき箇所がわかり、次への対策が取りやすくなりました。
        
        
        
        
      
      
        
        今後の展望
        
        
        SS1を導入することにより、社内のIT資産の状況を詳細に把握できるようになりました。
これからは、廃棄端末を含めた一貫した情報管理をSS1側でおこなっていきたいと考えています。