IT資産管理ツール選定のきっかけ
ハードウェア構成管理
・PC障害時や機器増設時等、当該PCの構成確認に時間がかかる
ソフトウェア管理、ライセンス管理の徹底
・各PCに導入されているソフトウェア・バージョンが管理できていない
・バージョンアップ・パッチ配布時等に、適用状況を即座に把握できない
・ソフトウェアの導入を手動で実施する場合があり、ユーザー負担が大きい
・ソフトウェアライセンス数の確認が手作業で、棚卸に時間がかかる
セキュリティ、情報漏洩対策
・業務に無関係のソフトやセキュリティ上問題となるソフトウェアの導入・使用が可能となっている
・社内LANに接続したPCを同時に、ダイヤルアップ回線・通信カード等経由でインターネットに接続することが可能で、社内情報漏洩・不正アクセスのリスクがある
・ユーザーが任意の記憶デバイス(USBメモリ等)を使用し、社内情報を容易にコピーして社外へ持ち出すことが可能である
導入効果
ハードウェア構成管理
・日本国内全社で使用されているPCの台数と、その構成を正確に把握できた
・サーバー障害発生時、同じモデル名・型番の機器を洗い出し、迅速に予防保守作業が実施できた
ソフトウェア管理、ライセンス管理の徹底
・各種ソフトウェアの自動サイレントインストール、バージョンアップを実現できた
・ソフトウェア配布・パッチの適用状況を、リアルタイムに確認できた
・Microsoft Office等のライセンス棚卸を効率化できた(データ収集作業が1週間→1日に)
セキュリティ、情報漏洩対策
・業務に無関係のソフト、情報漏洩リスクのあるファイル共有ソフトなどの使用を禁止できた
・社内LAN接続時の、無線LAN・Bluetooth・通信カード等による同時接続を禁止できる
・許可のない記憶デバイスを使用した際、警告メッセージをユーザーに通知し使用を禁止できる
今後の展望
海外展開
アジア等、海外にあるPCへの展開・管理強化
サーバー構成情報管理
各種サーバーから取得した構成情報の有効活用を検討
ソフトウェア使用制限の強化
ブラックリスト形式(使用禁止ソフトウェアを設定)を、ホワイトリスト形式(使用許可ソフトウェアを設定)に変更して、運用を厳格化
記憶デバイスの使用制限
デバイスID・シリアルNoによる制御で、会社認定機器のみに使用を制限
ポリシー(制限設定)の一時解除
外出・出張時、パスワード認証により各種制御ポリシーを一時解除