IT資産管理ツール選定のきっかけ
IT資産管理ツールの必要性
ハードウェア、ソフトウェアともに台帳(EXCELベース)での機器管理をおこなっていたが、近年社内PCの数が急増し、人力での機器管理が困難になった。
また、USBなどの可搬メディアを介してウィルス感染が一時期頻発したため、機器、デバイスごとに使用制限をかけるとともに可搬メディアを通じての情報漏洩を防止する必要があった。
IT資産管理ツール選定のポイント
・導入コスト
社内予算の都合上、資産管理ツール導入にあまり予算をかける事ができなかったため、極力安価な予算での導入が可能であること
・国産ベンダー
管理上、日本語のマニュアルなどが整備された製品であること
※外国製品の場合、マニュアルなどの翻訳に手間を取られるため、国産ベンダー製品が望ましい
・仮想環境での稼働
管理用のサーバーを仮想環境上で稼働させる必要があったため、仮想環境上での動作保証が可能であること
SS1に決めた理由
導入コスト
同内容の他社製品と比較し、非常に導入しやすい費用であったこと
国産かつ製造拠点が至近距離であったこと
100%メーカー開発製品であることと、メーカーとは位置的に非常に近く、トラブル発生時などに迅速な対応が可能だと思ったこと
仮想環境での稼働保証
管理サーバーを仮想環境上で稼働させることに対して、動作保証をするという明確な返答があったこと
導入効果
機器管理の効率化
導入前は定期的にフリーツールなどを使用して、社内PCの稼働情報の収集や、台帳ベースでの機器管理、ソフトウェアライセンス管理をおこない、情報の集約などに非常に手間がかかっていたが、SS1を導入することで、上記管理業務コストが大幅に軽減された。
今後の展望
エージェントのさらなる展開
現状は購入ライセンス数に対して、まだ7割程度しかエージェントの導入が完了していない。
そのため、順次エージェント展開をおこない、SS1で全社全台の管理をおこなう。
デバイス制限機能の導入でセキュリティ強化
デバイス制限機能を導入し、USBフラッシュメモリなどの可搬デバイスの使用制限をかけ、情報漏洩の防止やウィルス対策ソフトと連携し、ウィルスの蔓延を早いタイミングで阻止する。