IT資産管理ツール選定のきっかけ
管理を一元化でき、今までできなかった管理ができること
SS1導入以前は、IT資産管理やログ管理を別々のツールでおこなっており、管理工数と保守契約コストがかさんでいた。 そのため、管理の一元化と工数削減を目的に、ツールを入れ替えることに決定した。
さまざまな管理を一元化でき、今まではできなかった管理ができる機能を備えるツールであるという点に加え、必須要件としてあげた、 「基本となる資産管理機能」「USBメモリ利用ポリシーの設定の柔軟さ」「メール送受信ログ管理」の3つをポイントに、SS1を含む4製品を徹底的に比較検討した。
SS1に決めた理由
さまざまな管理がワンパッケージでできる機能の充実
SS1は、他社製品と比較検討する上で必須条件であった「管理の一元化」を実現できる、豊富な機能メニューを備えていた。 また、USBメモリなどのデバイス利用制限、メール送受信ログの管理など、今までできなかった管理が可能になる機能の豊富さも大きな選定理由となった。
コストパフォーマンスの高さ
ツールの入れ替えに際し、既存の複数ツールを継続使用した場合と、SS1を導入した場合のランニングコスト比較シミュレーションをおこなった。 SS1は、毎年発生する保守契約費用に加え、ツール入れ替えで発生する導入費用を考慮しても、継続運用した場合のコストダウンは明らかであった。
導入効果
ツールの一元化と、使い勝手の向上による管理業務の効率化
別々のツールでおこなっていた管理が、ひとつの画面でできるようになったことで、管理業務を効率化することができた。 また、以前使用していたツールでは管理画面が見づらく、資産情報を一度Excelデータに変換し、紙出力して確認していたが、SS1はわかりやすい画面構成のため、 資産情報を管理画面上で容易に確認できるようになり、手間の削減につながった。
ISO審査に必要となる台帳作成においても、SS1であれば要求事項に対応できるばかりでなく、 一人で複数拠点の台帳を簡単に出力できるため、人的コストの削減にも大きな効果があった。
デバイスの利用状況などの把握
デバイス利用ログを取得・分析することで、社内のデバイス利用状況を把握することができた。
ソフトウェアライセンスの管理と有効活用
ソフトウェアライセンスの過不足管理によるライセンス違反の防止や、未使用期間の把握によるソフトウェア資産の有効活用など、 ソフトウェア管理の面においても大きな導入効果があった。
今後の展望
SS1のさらなる有効活用
契約管理機能を用いたリース機器情報の管理など、SS1のまだ使用していない機能を有効活用し、さらなる管理業務の効率化に努めたい。
デバイス利用ルールなど、セキュリティポリシーの策定
デバイスの利用状況など、SS1によって可視化できた情報を、今後のセキュリティポリシーの策定に活かしたい。