SS1製品サイトフルリモートPCをインターネット経由で管理する！便利なサービスのご紹介
フルリモートで勤務し、かつVPNで社内システムに接続する必要がない業務をおこなう場合、インターネット接続のみでPCを運用するケースが増えてきています。
しかし、こういった「社内LANにもVPNにもつながっていない組織ネットワーク外のPC」に対する管理においては、以下のような課題がつきものです。
「シャドーITなど、ユーザーに組織として許可していない操作をおこなわれても気づけない」
「OSの更新プログラム適用状況が把握できない」
「端末に動作トラブルが発生した際、対応できない」
インターネット接続のみのPCが存在する環境では、組織の内部統制や情報セキュリティを強化するうえで必要な管理がどうしても実現しにくくなります。既存のIT資産管理手法が通用しないこういった端末への対応に悩む担当者も少なくありません。
そのようなお悩みに対する解決策として、SS1では3つの「オプションサービス」をご用意しています。これらのサービスをご利用いただくことで、端末がインターネットに接続されてさえいれば、通常端末と同様の管理をおこなえるようになります。
今回は、組織ネットワーク外の端末管理を実現する「SS1インターネット系オプションサービス」をご紹介します。
・SS1オプションサービス② インターネットFU配信
・SS1オプションサービス③ インターネットリモコン（SS1 iRemote）
・まとめ
SS1オプションサービス① インターネットエージェント
「インターネットエージェント」は、インターネット経由での機器情報／ログの収集や各ポリシー配信をおこなうことができるサービスです。
「SS1クラウド収集サーバー」をご利用いただくことで、https通信による情報のやりとりをおこなえるようになります。
従来、SS1でインターネット経由での情報収集をおこなう場合は、インターネット通信用サーバーをお客様のDMZ環境内にご用意いただく必要がありました。しかし本オプションサービスをご利用いただくことで、そういったサーバーの導入準備や運用コストは不要になります。
また、インターネットエージェントサービスで収集した各情報は、オンプレミス環境のSS1と統合管理することが可能です。
組織ネットワークに接続されている端末についてはオンプレミス（またはお客様がご用意されたクラウド）環境経由で、インターネットにしか接続されていない端末はディー・オー・エスがご用意するクラウド環境経由で情報収集をおこない、それらを1つの画面上でまとめて管理できます。
ハイブリッドワーク中の従業員の自宅や、全国に点在する店舗／工場、そして会社内といった、ロケーションに左右されない柔軟なIT資産管理体制の構築を実現します。
SS1オプションサービス② インターネットFU配信
SS1クラウド収集サーバーを用いて、インターネットを介したWindows大型アップデート（機能更新プログラム）の配信が可能になります。
これにより、テレワーク端末などのアップデート適用漏れを防ぎ、組織のセキュリティレベル低下を抑止します。
ちなみに、更新プログラムの取得方法をネットワーク接続状況ごとに設定する機能も備わっています。
例えば、VPNにつながっている端末に対し、あえてインターネット経由で更新プログラムを適用させることもできるため、VPN回線の負荷軽減にも応用可能です。
SS1オプションサービス③ インターネットリモコン（SS1 iRemote）
組織ネットワーク外の端末に対するトラブル対応をおこなう際には、「インターネットリモコン（SS1 iRemote）」サービスが便利です。
インターネットリモコンをご利用いただくと、接続先／接続元ともに組織ネットワーク外であっても、SS1の機器一覧から簡単にリモート接続できるようになります。外出中の急なトラブルや、テレワーク端末へのヘルプデスク業務にも遠隔で対応可能です。
画面共有しながらの操作だけではなく、ファイル転送や接続先画面への描画機能などを備えているため、接続先ユーザーに対するより分かりやすいサポートをおこなうことにも適しています。
詳しい操作感については、以下の動画をご参照ください。
（SS1管理クライアントのない環境から、リモートコントロール接続をおこなった場合のイメージです。）
※本サービスは、XLAB d.o.o.が開発元である、「ISL Online」をベースにしております。
ご契約いただくためには、開発元が定める「ISL Onlineユーザーライセンス契約書」の各条項への事前の同意が必要です。
同意されない場合、本サービスをご契約・ご使用いただくことはできませんのでご了承ください。
インターネット環境の端末管理もSS1にお任せ！
社内、自宅、外出先、工場、店舗...というように、組織のIT資産環境は複雑化の一途をたどっています。
さまざまなネットワーク状況における端末の一元管理にお悩みの方は、SS1のインターネット系オプションサービスのご活用をご検討ください。
また、今回はお客様の環境でDMZ領域を構築することなくインターネット経由で情報収集をおこなう手法をご紹介しましたが、もちろん自社所有のDMZ環境やお使いのクラウドサービス環境を用いた運用も可能です。
その場合はオプションサービスを利用することなくインターネット経由での情報収集を実現することができます。
このように、SS1ではあらゆる条件下での環境構築をご支援させていただけますので、気になることがございましたらぜひお気軽にご相談ください。
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※オプションサービスにつきましては、SS1のご契約とは別の利用契約が必要となります。詳細はお問い合わせください。
SS1LAB編集部IT資産管理ツールSS1/SS1クラウドを開発・販売している、株式会社ディー・オー・エスの営業企画部メンバーで構成されています。IT資産管理・ログ管理・情報セキュリティ対策など、情シス業務の効率化に役立つ最新トレンド情報を随時発信中！
