導入事例

CASE STUDY

上場企業への会計監査対策として、SS1クラウドを活用中! インターネットリモコン機能を筆頭に、社外端末管理体制の大幅強化を実現

株式会社ブロンコビリー 様

300台

飲食サービス業

IT資産管理ツール
選定のきっかけ

データセンター廃止に伴い、システムのクラウド化が必須に

SS1クラウド導入以前、当社ではデータセンターを廃止し、サーバーやそれに付随したシステムをクラウド化するプロジェクトが進んでいた。IT資産管理ツールについても、当時はオンプレミス型の他社製品を利用していたため、この機会にクラウド型ツールに乗り換える必要があった。
一時期はサーバーのみAWSなどに切り替えてオンプレミス型ツールを継続運用する案もあったのだが、クラウドサーバーを導入したとしても、人員を割いての維持・管理作業は少なからず残ってしまう。
よって、完全にサーバーの面倒を見る必要がないSaaS型製品を導入しようと考え、ツール選定を開始した。

社外端末管理の難しさ

オンプレミス型ツールでIT資産管理をおこなっていたころ、社外に持ち出された端末については、一定周期で社内に持ち帰ってLANに接続させることでログを収集していた。
しかし業務用ツールをクラウド化していった結果、社外でできる作業の幅が増えたことで、複数の店舗を管理するエリアマネージャーなどはほとんど帰社しなくなってしまった。
そのほかコロナ禍をきっかけとしたテレワークの普及などもあり、LANに接続する機会を失った社外端末がどんどん増えていったことから、社内に持ち帰らずともインターネット経由で情報収集する仕組みの構築が急務となっていた。

SS1クラウドに決めた理由

直観的な管理画面の操作感

クラウド型IT資産管理ツールを探しはじめた当初、機能要件や価格感のあう他社製品も候補にあがっていたのだが、管理画面の使い勝手があまりよくない印象を受けていた。
その後も比較検討をおこなうために別のツールを探していたところ「SS1クラウド(旧らくらくPCクラウド)」と出会い、ダッシュボード画面の見やすさや直観的な画面設計に魅力を感じた。

ディー・オー・エス担当者の親切・丁寧な対応に好感

ディー・オー・エス営業担当の「人となり」もSS1クラウドを選定した理由である。
ディー・オー・エスの担当者は、SS1クラウドのよい部分だけではなく苦手な部分も説明したうえで、それを補うための代替案まで提案してくれた。その親切・丁寧な対応から、「この営業マンであれば、ここのツールを選ぶのもいいな」と感じ、最終的にSS1クラウドの導入を決定した。

導入効果

上場企業に対する会計監査の対策として活用中

当社は上場企業であるため、定期的に外部からの会計監査がおこなわれるのだが、一部の要求事項を満たすためにSS1クラウドの「PC操作ログ」機能を利用している。
会計監査対策はIT資産管理ツールを導入するもっとも大きな理由だったこともあり、この運用がクラウド版でも問題なくおこなえるというところは非常に助かった。

ブロンコビリー様 ネットワーク構成図

Excel台帳ではできない、詳細な端末管理を実現

各端末のハードウェア情報やソフトウェア情報なども日々の管理に役立てている。例えば、必要なソフトウェアがインストールされているかを確認したり、特定の端末のスペックを把握したりする際などに活用中だ。
当社では一部の端末情報についてExcel台帳を使った管理が継続されているが、人の手で更新しなければならないExcel台帳に比べると、SS1クラウドで自動取得できる情報量は豊富かつ多岐にわたる。より詳細に端末を管理できるようになったため、業務の幅がかなり広がった。

ファイル配布機能によって、端末へのバッチ配布を効率化

端末で実行させたいプログラムが発生したときには「ファイル配布」機能も使っている。最近では、店舗PCが立ち上がった際に接続するファイルサーバーの接続先を変更した場面で活躍した。
ひとつひとつの端末にリモートで接続してバッチを実行させることも可能だが、SS1クラウドのファイル配布機能であれば配布ポリシー設定を一度つくって実行するだけですぐに作業を終えられる。ファイル配布をおこなう機会は定期的に発生するため、この作業工数を削減できるのは大変ありがたい。

インターネットリモコン機能で、ヘルプデスク業務がもっとラクに

インターネットリモコン機能(SS1 iRemote)は、主に端末に対するトラブル対応の場面で重宝している。
以前までは、社内にいるユーザーに対して既存のリモート接続ツールでトラブル対応をおこなっていたものの、社外に出ている端末については対応する術がなかった。電話で状況を逐一ヒアリングするか、「一度社内LANに接続するため拠点に戻ってくれ」と要請するしかなかったことから、PC使用者側・管理者側の双方にとって大きな負担になっていたと思う。
しかしインターネットリモコン機能を導入してからは、社内外の区別なく、すべての端末に対して同様のトラブル対応をおこなえるようになった。特に社外端末に対するヘルプデスク業務が大幅に効率化されたため、本当に導入してよかったと感じている。

今後の展望

Windows 10→11のアップデート対応で、SS1クラウドの活用を検討

現在、当社はパッチ適用を一元的に管理することはしていないが、将来的にはSS1クラウドの「更新プログラム管理」機能を利用したパッチ管理をおこないたいと考えている。直近だと、Windows 10からWindows 11への入れ替え作業が控えているため、その際に活用してみたい。

株式会社ブロンコビリー 様 イメージ

情報システム部 システム企画課 大中様

当社ビジョンである「ご馳走カンパニー」の実現に向け、レストラン事業と調味料・惣菜等の製造販売事業を運営しております。主力ブランドである 『ステーキハウス ブロンコビリー』は、1978年 名古屋市北区で誕生し、創業46周年を迎えました。
自らの業態開発だけではなく、M&Aによる事業拡大にも力を入れており、2022年 味の決め手となるソースや調味料の品質管理と遠隔地への出店や市販品開発を見据えて 株式会社松屋栄食品本舗(愛知県犬山市)。2024年 とんかつ専門店『かつ雅』などを11店舗展開する 株式会社レ・ヴァン(愛知県名古屋市)をグループに迎え、ビジョン実現と拡大に向け挑戦し続けています。

本社 愛知県名古屋市中村区椿町1-5 BBビル
資本金 22億10百万円(2023年12月31日現在)
業務内容 レストラン事業、調味料・惣菜等の製造販売事業
URL https://www.bronco.co.jp/corporate/
管理台数 300台
購入オプション PC操作ログ、インターネットリモコン